-采の目- どうにもならない事もある 仕方ない采を振ろう 立ち止まっても明日は変わらず 今日と同じ素知らぬ顔 この地球の絶対ルール 自分の道は何処までも自分独りだったと思い出す 起伏がある暮らしに誰もが辛酸を舐める中 嫌な知らせは唐突にやって来て泥を塗る 交渉の余地なく 選択肢 打診もなく 喉に突きつけられる涙金 可能性を軽くあしらった赤字の後で比べられる評価に 真の価値なんかある訳ないだろ そもそも気に食わない年功序列 笑わす 痛みは分けたって痛みのままさ 本当に誰かを生活を想うなら資源同様 貯え残し ドル箱探し 斯業の為に尽くし 次の世代に襷を渡すのは先人の義務のはずだ やっぱりだ 信用ならない 骨身に堪えるのは身分問わず皆同じ 長である以上組織がどう進むべきか 苦悩するの当然 常に次の戦略立てるの当然 損な役回り当然 あんたに欠けてる努力を払えば 少なくとも 下にいる者は倒れても前向きに納得 無難と妥協が売りじゃ あっと言う間に世に呑まれる 弾けた泡いつまでも引きずり 油売り のらりくらり ガリーに填まったまま 儲け口に保証は皆無 見返り待たず開拓に走る 攻めこそが唯一身を守るんだ 馴れ合いは金に成らん 老けるだけなら俺にも出来る 最早上座に座るのは俺でもいんだ 不況と嘆き 能書きに磨き掻け 他力本願で長らえるbottle neck何処かで汗掻かなきゃ駄目なんだ 保守的な構えじゃ展開は図れない 方向転換も一つの方法 訴えても横を向く始末 愚にも付かない 新時代に挑まぬ体たらく 自ら塞いだ 抜け穴 抜け道 抜け殻 あきれた抜け風 奇麗事よ聴け 商取引で半端な優しさは 苦しみに成り下がったり 悲しみに化けたり 足を引っ張ったりする 付けが回って来るのは瞭然として明らか 打っても響かない 押しても腰上げない 引いても気にしない 悪い体質ってのは治らない だったら片足外に出して 属性の技術だけに頼らず パーフェクトに自分を高めるだけだ 腐敗なんか縁遠い 惰弱なんか程遠い 陰性な志向よりよっぽど良い 笑う為に俺は今日を必死に 何もせず負けて傷を舐め合うなんて 戯事は御免だ 論を俟たず采を振ろう 同じ振り出しで 横一線に並ぶ 行き着いた場所が生き地獄だったとしても 恨みっこなしな 自分が振った采ならば どんな目が出ても正しいに違いない どん詰まりは挑戦の幕開けとな 生活を保つ為 安心を買う円の時代はけして安くない 高みから下る不景気の皺寄せ 山津波を越えるには privacy・pride・priority売らなきゃならん時が必ず来る 誰もが潤ってた昔話なんか知ったことか うんざりだ そんなものが幾らになるんだ 聞くがあんたは一体何を売ったんだ play with oneself 物寂しさを埋める 手っ取り早く実にeasy going 人並みの優しさくらいは認めてやるが 職域はあんただけのものじゃない 私物化されちゃ困る 今やるべき事は今やる今は今でしかない 混乱した組織の包括は諦めな 残留組で立て直しな 泣き真似が疲れて一息吐きたがってる 臭い芝居はもう終演だ 言っとくが生存競争は遊びじゃない Dead or Alive Yes or No 狭間でふざける猶予など塵芥 神風まってるようじゃ先は暗い 久々の不条理 うれしいね 上等 立ち騒がず 耳塞がず 切り離す瞬間から目逸らさず この泥の借りは必ず返す 仲間の分も 論を俟たず采を振ろう 同じ振り出しで横一線に並ぶ 行き着いた場所が生き地獄だったとしても 恨みっこなしな 自分が振った采ならば どんな目が出ても正しいに違いない どん詰まりは挑戦の幕開けとな